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青少年読書感想文全国コンクール:第71回(2025年)課題図書一覧

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。

 

読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。

 

 

今回は、青少年読書感想文全国コンクール第71回(2025年)課題図書一覧です。

 

※改定・改装版を紹介している場合があります。

 

 

 

第71回(2025年)課題図書一覧

小学校低学年の部

ライオンのくにのネズミ

 

父親の転勤でライオンのくにに引っ越したねずみの家族。ライオンが怖くて仕方がない子ねずみだったが、あることをきっかけにライオンと対決することに。 使う言葉も習慣も体の大きさも違う彼らはわかりあうことができるのか? 「優しさと勇気」についての絵本としても、「国際理解教育」の教材としても読める、幅広い層に届けたい1冊。


作者:さかとく み雪

 

 

ぼくのねこポー

 

ぼくのクラスに森あつしくんという子が転校してきた。森くんと仲良くなって話していると、「家族は両親と妹と、それからねこ」といった。そして森くんは、「だけど、ねこがね、いなくなっちゃったんだよ」とつらそうな顔をした。ぼくはなんだかむねが急にドキドキしはじめた。「しんぱいだね」といったけど、どんなねこ? とは聞かなかった。どんなねこか、知りたくなかった……。 少年の心の機微を丁寧な筆致で描いた幼年童話です。


作者:岩瀬成子

 

 

ともだち

 

「さんにんいっしょ」になった、ぼくたち。うれしかったり、悲しかったり、言葉にできないような気持ちがうまれることもあるけれど、あせらないで大丈夫。友達との関わりの中で生まれる感情を丁寧に描いた物語。


作者:リンダ・サラ

 

 

ワレワレはアマガエル

 

カエルと聞いて思いうかぶのは?ぴょこんと目が出て、緑色のーーそう、ワレワレ、アマガエルだろう!体のしくみや、産卵からおたまじゃくし、冬眠までを、アマガエルたちの自己紹介で、楽しく見せます。


作者:松橋利光

 

 

 

小学校中学年の部

ふみきりペンギン

 

「ふつうってなんだろう?」という不安な気持ちにたいして、決めつけず、気にせず、それぞれの子どもたちの自分らしさを肯定する。おくはらゆめの作絵による、やさしい物語。


作者:おくはらゆめ

 

 

バラクラバ・ボーイ

 

バラクラバ帽をかぶった転入生のトミーがやってきた。なぜトミーは帽子をかぶってるの?あの帽子の下には何がかくされている?個性豊かな仲間たちが巻き起こす、笑いと友情の青春物語。


作者:ジェニー・ロブソン

 

 

たった2℃で…:地球の気温上昇がもたらす環境災害

 

もし地球の気温が2℃あがったら、私たち人間もふくめて地球上のすべての生きものに大きな影響があることを、子どもたちにも直感的にわかるような構成と絵によって伝えます。


作者:キム・ファン

 

 

ねえねえ、なに見てる?

 

同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う。食卓を囲む家族の異なる世界を鮮やかに描く、多様性と共感について知る絵本。


作者:ビクター・ベルモント

 

 

 

小学校高学年の部

ぼくの色、見つけた!

 

トマトを区別できない、肉が焼けたタイミングがわからないことから、色覚障がいが発覚し苦しむ信太朗。学年が上がり、クラス担任が変わり自分自身に向き合ってくれたことで、信太朗は自分の目へのとらえ方がすこしずつ変わっていくことに気が付く。


作者:志津栄子

 

 

森に帰らなかったカラス

 

少年と動物とのふれあいを、父親の兵士時代の心の傷をまじえつつ描く。ロンドン動物園の元主任飼育員の少年時代の実話をもとにした、心あたたまる児童文学。


作者:ジーン・ウィリス

 

 

マナティーがいた夏

 

自然、家族、友だち…自分をとりまく問題が大きすぎたとき、どう立ち向かえばいい? 変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。


作者:エヴァン・グリフィス

 

 

とびたて!みんなのドラゴン:難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険

 

難病ALSと闘う先生が合唱部の顧問になった。合唱は未経験。大丈夫?でも熱意と子どもたちとの絆で初の全国大会出場金賞受賞に導いた!実話をもとに描く感動の物語。


作者:オザワ部長

 

中学校の部

わたしは食べるのが下手

 

食にまつわる悩みを抱えたふたりの中学生が、背中を押してくれる先生や、様々な環境の友だちとのかかわりを通して、少しずつ悩みと向き合っていく様子が描かれています。食べることの大切さを教えてくれる物語です。


作者:天川栄人

 

 

スラムに水は流れない

 

スラムはムンバイの人口の40%が住んでいるが水は5%しか供給されていなかった。兄が身をかくし残された少女ミンニは、母が倒れるなど次々とふりかかる試練にまけず知恵を働かせ難題をのりこえていく。


作者:ヴァルシャ・バジャージ

 

 

鳥居きみ子:家族とフィールドワークを進めた人類学者

 

鳥居きみ子は「家族とともに調査・研究する」という形で、女性の活躍が厳しい時代を生き抜いた先駆的な研究者。人類学のなかでも、昔から伝わる生活・風習・伝説・歌などを調べる民族学を切り開きました。その生涯をはじめて伝える一冊です。


作者:竹内紘子

 

 

 

高等学校の部

銀河の図書室

 

「ほんとうの幸い」って、何だろう?今を生きる高校生たちの青春と、宮沢賢治の言葉が深く共鳴する感動長編。


作者:名取佐和子

 

 

夜の日記

 

ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。安全を求め旅に出た家族。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。『アンネの日記』をほうふつとさせる傑作。


作者:ヴィーラ・ヒラナンダニ

 

 

「コーダ」のぼくが見る世界:聴こえない親のもとに生まれて

 

日々の通訳、聴こえない親とのコミュニケーション、母語としての手話、手話歌や「感動ポルノ」との付き合い方、マイノリティとして生きること。作家である著者が、幼少期の葛藤や自身のなかにある偏見と向き合いながら、コーダの目で見た世界を綴る。


作者:五十嵐 大