明日も笑えるように、今日も本を読みます

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子供の夏休みの宿題「読書感想文」と親の向き合い方 - 我が家の場合 -

「読書感想文」と私と娘

今昔変わらない小中学生の夏休みの宿題の定番と言えば....読書感想文!

 

私が子供の頃も、一人娘(現在20歳)が子供だった頃も、読書感想文を書くのは結構大変だった記憶があります。

 

 

私は勉強がとても苦手な子供だったのですが、作文は好きでした。

 

そのきっかけが読書感想文で賞をいただいたこと。

 

 

当時獣医になりたかった私は、アフリカでの象牙の密猟について書かれたノンフィクションを学校の図書館で借り、その本の読書感想文を書きました。

 

その本のことは今でも鮮明に覚えています。

 

 

娘は私とは反対で、勉強は少し得意だけれど...作文がめちゃくちゃ苦手な子供でした。

 

小学校に上がって最初の読書感想文を書く時、「まずは一人で頑張ってみてね」と本人に任せてみたのですが.....原稿用紙を前に1時間、何も書けませんでした。

 

というか、書き出しをどう書いていいか分からなかったのです。

 

そんな娘の姿を見て「ヤバイ!どうしよう....!この子は一生、文章が書けないのではないか...?社会に出たら困るのでは...?」と焦ったのは、今では笑い話です。

 

高校生になると親の私が驚くほど、ちゃんと文章を書くことができるようになり賞をいただくことも何度かありました。(医学部受験にも文章を書くスキルはとても役立ったと思います。)

 

小学生と読書感想文

そんな経験から、(作文が苦手な子は特に)小学生の間は親がサポートして読書感想文を書くことにしました。

 

というのも、小学生にとって「本を読み、内容を理解し、作者の意図も汲み取り、自分の考えをまとめ、人に読ませる感想文を書く」というのは、とてもハードルが高いんですよね。

 

娘が原稿用紙を前に1時間何もできなかったのも無理はありません。

 

その後一緒に取り組んだとはいえ、小さかった娘の姿を思い出して「かわいそうなことしちゃったなぁ....」と少し胸が痛みます。(というか、子育てが終わってしまった今、昔を思い出すとどんなことでも胸がキューンとします。)

 

読書感想文を書く本の選び方

課題図書の場合も自由図書の場合も、読書感想文を書く本はお子さんに選んでもらいましょう。

 

おすすめなのは、一緒に図書館や本屋さんへ行って、一緒にお子さんが好きなことや興味がある内容の本を選ぶこと。

 

これ、めちゃくちゃ大事。なんなら1番大事なのでは?と思います。

 

親が「この本を読ませたい」とか「この本が1番感想文が書きやすいだろう」と選んでしまうよりも、本人が選ぶことでその本に対しての愛着が湧きます。

 

※一緒に選びながら、その子にあった文字の分量かどうかを親御さんが見てあげるといいと思います。(普段あまり読書をしない子がハイボリュームの本を選ぶと、読むこと自体が苦痛になるかもしれません。)

 

 

どんなに時間がかかっても、「早く決めて!」なんて言わずに親子で楽しく選んでくださいね。

 

楽しく選んだ本の方が、きっと楽しい気持ちで読むことができます。

 

そして一緒に本を選んだ経験は、親にとっても素敵な思い出になります。(子育てが終わった今、こういう小さな日常の出来事がキラキラした思い出となり、私の心にたくさん詰まっています。)

 

私が考える親のサポートの仕方

とにかく最初の書き出しも書けない娘を放っておくわけにいかない....というか、このままでは夏休み中、原稿用紙を前に座っているのではないか?とサポートを決めたのですが...親が代わりに書くわけにはいきません。

 

そこで、今までの私の経験から、親が読書感想文をサポートするポイントを紹介します。

 

 

まず、親も同じ本を読むこと。

 

これをしないと始まりません。

 

メンドクサイ...と思う方もいるかもしれませんが、小学生の間はそんなに文字数が多い本を選ばないと思うので、大体の場合すぐに読めます。

 

 

そして親子ともに、以下のようなことを読書中(または読後)メモしておきます。

 

・本を選んだ理由(これはお子さんだけでもOK)

 

・おおまかな内容や簡単なあらすじ、主人公の人物像など

 

・心に残ったこと(感動したこと、疑問に思ったこと、悲しかったことなど...)

 

・心に残ったことに対して自分が思ったことや考えたこと

 

・本を読んだ時の自分の意見(この本を読んで、私はこう思ったなど)

 

・作者が伝えたいことやこの本のテーマは何か

 

 

そして親と子が読み終わったら、そのメモを元にお互いの意見を発表しあいます。

 

お互いに疑問に思ったことがあったら聞いたり、お子さんには親の意見でいいなと思うことがあったらメモしてもらいます。

 

親子で同じ本の感想を言い合うのは、実はとっても楽しいです!

 

メモを元に書いてみよう!

メモが出来たら、実際に作文を書いてみます。

 

小学生の間は「起承転結」というのは難しいので、「はじめ・なか・まとめ」という風に構成すると書きやすいと思います。

 

 

【はじめ】本のあらすじ、人物の紹介、本を選んだ理由、本の内容の紹介など。

 

【なか】メインの部分。心に残ったことや場面(感動したこと、疑問に思ったこと、悲しかったことなど...)を具体的に書き、その時自分はどう思ったか、なぜそう思ったかなどを書く。自分の体験と絡めてみるのも◎

 

【まとめ】この本を読んでどう感じ考えたか、これからの生活に生かせるかなどをまとめる

 

 

お子さんが書いたら、ちゃんと読んでほめて感想を言ってあげてください。漢字のミスや句読点のミスなどは赤で直してあげるといいと思います。

 

私は子供が書いた内容を改変したり、私の文章で書かせたりなどはしませんでしたが、「こことここの文章を入れ替えた方がいいかも?」とか、「ここは同じ言葉が繰り返されているから、別の言葉を使った方がいいよ。」というようなアドバイスをしていました。(その際は理由も教えてあげるのを忘れずに。)

 

そして清書をしておしまいです!

 

子育て終了の母が思うこと

とにかく、親にとっても負担が大きい宿題...それが読書感想文。(自由研究もね....)

 

日々忙しい親御さんにとってはストレスだと思います。

 

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。私もそうでした。

 

だけどね....親子で同じ本を読み、その感想を言い合うという経験ができる貴重な機会です。

 

どうか年に1度のイベントだ!と楽しんでほしいなぁと思います。

 

 

そして、上手に書けなくても全然いい。

 

「コレ、ほぼあらすじじゃん....」みたいになっちゃっても、私はいいと思うのです。

 

ただ、親子の楽しい記憶になればそれでいい。

 

そして、子供が本を読む楽しさを感じてくれたら...もう万々歳!

 

賞がとれなくても、先生の評価が低くても...そんなこと全くもって気にしなくていいんです。

 

小学生の間、親がサポートしてあげたらきっと...その後は自分でなんとかできるようになると信じて。(上手に書けるようになるというわけではなく、あくまでもなんとかすることができるようになる...ということでw)

 

 

 

では、最後に大事なことを言います。

 

夏休みの読書感想文は、とにかく早く取り掛かるのが大事です。

 

夏休みの読書感想文は、とにかく早く取り掛かるのが大事です。

 

大事なことなので2回言いました。

 

それではみなさんの健闘を祈ります。

 

Good luck!