
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第48回(2002年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第48回(2002年)課題図書一覧
小学校低学年の部
けんかのきもち
仲良しのこうたとけんかしたたいは、泣きながら家に帰った。こうたがあやまってくれたけれど、けんかの気持ちは終わらない。けんかを通じて深まっていく子ども同士の関係を描く。
作者:柴田愛子
むしたちのうんどうかい
林の中の広場で、むしたちのうんどうかいが始まります。走って走って、さあ、どのむしが早いかな? 虫嫌いな子どもや虫に関心のない子どもたちにも虫に親しんでもらえるよう、ちょっと人なつっこくユーモラスに描いた絵本。
作者:得田之久
ヤギになっちゃうぞ
あきらは山沿いの道を40分も歩いて帰ってきたのでお腹がペコペコ。やっと家に着いたら、お母さんとおやつのことでケンカ。怒ったあきらが、広告の紙をむしゃむしゃ食べはじめると…。
作者:最上一平
小学校中学年の部
ねこたち町
ミコちゃんが踏切りを渡ると、そこは「ねこたち町」。猫に変身した「ひとねこ」達が祭りに招待されたのでした。ミコちゃんはこの町で「生きる喜び」を目の当たりにする。
作者:わしおとしこ
虹の谷のスーパーマーケット
山のふもとにある、小さなスーパーマーケット「虹の谷ストア」では、遠くのお客さんのために、電話やFAXで品物の注文を受けつけています。ある日、へんてこな注文FAXがはいり、配達係のあきのりさんが出かけてみると…。
作者:池川恵子
ぼくのクジラ
浜辺にはクジラがじっとよこたわり、その上をカモメがぐるぐる旋回していた。浜辺に戻るサムの足の裏は、焼けた砂であつくてたまらない。クジラに近づくとサムはいった。「しんぱいしないで、クジラ…」。
作者:キャサリン・スコウルズ
小学校高学年の部
アンソニー:はまなす写真館の物語
海辺の町で百年以上続く「はまなす写真館」。ここに古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラ「アンソニー」が語る、はまなす写真館の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など7話の連作ファンタジー。
作者:茂市久美子
よみがえれ白いライオン
アフリカの草原で出会った、白いライオンの子と幼い少年。長い別れの年月のあと、第一次大戦下のフランスで再びめぐりあう-。深い絆で結ばれた二つの魂の、永遠に輝く愛の奇跡の物語。
作者:マイケル・モーパーゴ
カブトエビの寒い夏
説明文耕平は小学5年生。父はなるべく農薬を使わない農業を目指している農家だ。ある日田んぼで不思議な古代生物カブトエビを見つける。一方記録的な冷夏で米がとれず町はパニックになる…。耕平は自然の大きな力を知る。
作者:谷本雄治
中学校の部
フクロウはだれの名を呼ぶ
アメリカ北西部の森。絶滅に瀕したフクロウと仕事を失った木こり。ひょんなことからフクロウを育てることになった木こりは…。アメリカ北西部の原生林を舞台に、自然と人間との共生を描く物語。
作者:ジーン・クレイグヘッド・ジョージ
カナリーズ・ソング
限りなく広がる緑の大草原。そこはスージーの大好きな場所。でもママはその暮らしになじめずにいた。どうしたらママのことを元気づけられるの…? 新たな一歩を踏み出す勇気を持つことの素晴らしさを描いた感動的な物語。
作者:ジェニファー・アームストロング
クマ追い犬タロ
2000年7月17日、著者の長きパートナーだった犬のタロが死んだ。殺される運命にあるクマを助け、クマの被害に怯える人達を助ける活動を15年間支えた、初代クマ追い名犬タロの思い出を語る。
作者:米田一彦
高等学校の部
ビリー・ジョーの大地
「散文詩」として描かれた、苛酷な環境で育つ少女の物語。装飾なく叩きつけるように書かれた切実な文体は強い感動を生み、多くの賞を獲得した。
作者:カレン・ヘス
救急医、世界の災害現場へ
文化の異なる国で、しかも緊急を要する被災地ではどのような医療が可能なのか。カンボジア、カメルーン、メキシコ、イラン、サンフランシスコなど、世界各地の災害現場の医療体験を通して日本の救急医療の在り方を考える。
作者:山本保博
おかあさんになったアイ
「進化の隣人」たちの親子関係、教育、文化漢字や数字を理解するアイが息子アユムを産んで6年。“彼女”が修得した知識や技能は、次の世代へどのように伝承されるのか。野生化での研究をも踏まえて探る。
作者:松沢哲郎


