
益田ミリさんの「すーちゃんシリーズ」は2026年4月現在、5巻出ています。読む順番は以下がおすすめです。
1.すーちゃん
2.結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日
3.どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心
4.すーちゃんの恋
番外編:オレの宇宙はまだまだ遠い
5.わたしを支えるもの すーちゃんの人生
第1弾の『すーちゃん』は2006年に発売されているので....えっ20年前!?うそ、びっくり。
まぁ...そんな前の本ですから、若干の時代の差みたいなものを感じることがあるかもしれないし、令和のアラサー女子に刺さるかどうかは分かりませんが....当時30代だった私にはぶっ刺ささった「30代の働く女子」にお勧めしたいシリーズです。
2013年に柴咲コウさん主演で『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』というタイトルで映画化もされています。
最初は「これ...キャスティング....合ってる?」なんて思いましたが、実際に見てみると「このキャスティングした人、すごいやん!それぞれのイメージにピッタリ!」と思うから不思議。
気になる人はぜひ映画も見てほしいです。
すーちゃん 感想
カフェで働くすーちゃん34歳の日常を描いた漫画です。
「今の自分は嫌だけど、なりたい自分もわからない」そんなモヤモヤした気持ちを抱えています。
私がこの本に出合ったのもまさしく、同じような心のモヤモヤを抱えていました。
そんな悩める女子の心のモヤモヤに寄り添ってくれるような本です。
「自分探しってなんだよ。世界にたった一人しかいない本物の自分を 自分が探してどうすんの」
うむ、名言である。
発売日:2006年04月25日
読了日:2014年04月07日
作 者:益田 ミリ 作者:益田ミリ
結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日 感想
このまま結婚もせず子供も持たずおばあさんになるの?と老後の不安を感じ始めた35歳のすーちゃん。
妊婦のまいちゃん、5歳年上のさわ子、そしてすーちゃん。
それぞれいろんな悩みや気持ちがあるのよね、分かるよ。分かる。
すーちゃんが、さわこさんのお宅にお邪魔する話がとてもじーんときました。私もあんな人になりたい。
すーちゃん、まいちゃん、さわこさん、それぞれ違うけれど...みんな幸せになって欲しいなぁと思います。
発売日:2008年01月23日
読了日:2014年04月08日
作 者:益田 ミリ
どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心 感想
カフェの店長になって2年目のすーちゃんは36歳。
どうしても好きになれない人がいます。
すーちゃんの ”どうしても嫌いな人” は悪人ではないけれど.....あるあるあるー!!!の連続。
でも...「あの人、キライ」で済ませずに、それでもなんとかしようとするすーちゃんの姿とか、嫌いな人によって、自分が嫌な人間になってるんじゃなかろうかという苦悩はきっと多くの人が感じたことがあると思うんですよね。
結局そこから抜け出すのは自分次第。
すーちゃんも、ある決断をします。
発売日:2010年08月25日
読了日:2014年04月09日
作 者:益田 ミリ
すーちゃんの恋 感想
前作から少し環境が変わった、37歳のすーちゃん。
37歳になったら結婚して子供を産んで、「お母さん」として生きていると思っていたのに...現実は彼氏もいない。
しかし、そんなすーちゃんに気になる人ができます。でも...若いころとは違うよねと思ったりもして。
女性は必ず考えるであろう「子供を産む人生、産まない人生」ということを、すーちゃんたちも考えます。
すーちゃんの職場の園長先生の「逃げ出したなんて言葉にしばられず、そのまま受け止めればいいの。”逃げたじゃなく辞めた”それだけのことよ。」という言葉がとても心に沁みました。
迷いながらも自分で選んだ道を自分が責める必要なんてないんだよね。
発売日:2012年11月07日
読了日:2014年04月10日
作 者:益田 ミリ
番外編:オレの宇宙はまだまだ遠い
「すーちゃんの恋」に登場する土田君こと土田新二、書店員歴10年、32歳が主人公。
私は「すーちゃんの恋」を先に読みましたが、こちらを読んでから「すーちゃんの恋」を読む方がいいかもしれません。
土田君も、変わらない日常の中でいろいろ考えていています。
さまざまな人との土田君のかかわり方がとても素敵。そしてやっぱりすーちゃんとお似合いだな~と思うのです。
”明日がまだ、何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うと嬉しくない?”
作中にも出てくる赤毛のアンの名セリフ。
生きてるってそういうことだよね。
生きていると、平等にまた新しい日がやってくる。
今日駄目だったことは、また明日頑張ればいい。
頑張ってダメならそれもいい。
頑張ることができる明日が来ることを、心から感謝しなければいけないな、としみじみ思いました。
発売日:2012年07月24日
読了日:2014年04月11日
作 者:益田 ミリ
※「世界は終わらない」という土田君が主人公の本がありますが、この本の改題再発本なので内容は全く同じです。
わたしを支えるもの すーちゃんの人生 感想
すーちゃんは40歳になりました。
30代との決別の為に断捨離したり、どう生きていくかを考えたり……。
変わらない毎日を過ごしているすーちゃんは、"自分"と会話しているとき、こう思います。
こうやってずっと自分とおしゃべりして生きている。それは友達をひとりつれて生まれてきたということでもあり、その友は死ぬまで一緒にいてくれる
ホント、確かにそうだよな~。
私も最近は、だいたい自分とおしゃべりしている。
辛いときも楽しいときも、ずっと一緒だった自分、これからもよろしく!となんだか自分を愛おしく感じました。
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すーちゃんは40歳になり、さわこさんと私は45歳。
いつの間にかこんなにも大人になっていました。
あの頃と何も変わっていないようで....でももう若くはなくて。
それはもちろん嬉しくないのだけれど、それほど悲観もしていない。
そんなアラフォーの気持ちが詰まった1冊でした。
そして....あの土田くんも出てきます。すーちゃんの気持ちを思うと複雑ですが、それでよかったんだよって言ってあげたいです。
発売日:2019年08月29日
読了日:2026年04月24日
作 者:益田 ミリ 作者:益田ミリ
わたしとすーちゃん
私がすーちゃんに出会ったころ、育児、家事、仕事....それらにかかわる様々な人間関係などに疲れ果てていました。
自分はこのままでいいのか?何者かになれるのか?どうしたいのか?なぜあの人はあんなにむかつくのか.....何気ない日常の中で感じるうまく言葉にできないモヤモヤを、すーちゃんが代弁してくれているようで救われました。
自分だけじゃないんだって。
女性は人生の岐路がたくさん。
その都度、迷い苦しみ、答えを探します。
でも、それは自分だけじゃなくみんな同じだよって、すーちゃん、まいちゃん、さわこさんが教えてくれます。
忙しくても、気分が乗らなくても、イライラしてても読める4コマ漫画なのも、本当にいいところ。
まだまだすーちゃんと一緒に年を重ねていきたいから.....また会えるといいな。