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真っ暗な押し入れに広がる冒険の世界!保育園育ちの娘の思い出の本『おしいれのぼうけん』| 読書感想文


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1975年(第21回)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。

 

 

私も、私の娘も保育園育ち。

 

そんな私たち親子の共通点である保育園が舞台の本です。

 

そして、娘が保育園時代に園の先生がよく読み聞かせをしてくれた思い出深い本でもあります。

 

娘はこの本が大好きで、保育園にお迎えに行くと「今日も、『おしいれのぼうけん』読んでもらった!」と嬉しそうによく言っていました。

 

そんなことを、ふと思い出したのは先日読んだ『まなの本棚』でこの本が紹介されていたからです。

 

happy-books.hateblo.jp

 

なんだかとても懐かしくなって、図書館で借りてきました。

 

娘が大好きだったのは知っていたけれど、私が読んだのは実は初めてです。

 

絵本以上児童書未満くらいの長さなので、園児が自分で読むのは少し難しいです。

 

小学校低学年くらいの子なら、自分でも読むことができると思います。

 

おしいれのぼうけん 感想

 

「BOOK」データベースより

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。

 

最初のページの「さくらほいくえん」の絵を見て、胸がキューっとなりました。

 

それは、娘が通っていた保育園にとてもよく似ていたから。

 

木造平屋のレトロな校舎に毎日通っていた日々を一瞬で思い出し、涙が出そうになりました。(そして読み終わった時に、またこの最初のページを見たくなります。)

 

 

押し入れという暗くて狭い空間は、子供にとっては秘密基地のようでワクワクする反面、暗くてちょっと怖い...。

 

そんな押し入れの世界から脱出するために繰り広げられる冒険は、スリリングで子供たちを少し大人にしてくれます。

 

時々、押し入れの外の様子の描写が入るのが、この冒険をよりリアルに感じる要素かもしれません。

 

 

驚くのは、この本が1974年に発売されていたということ。私よりも先輩です。

 

それでも全く色褪せず、いまだ子供たちをワクワクさせるなんてすごい!

 

幼稚園や保育園、ご家族でキャーキャー言いながら読み聞かせするのにとってもいい本だなぁと思いました。

 

 

当時の娘の保育園の先生方、この本を読み聞かせしてくれてありがとうございました。

 

* この本の感想を書きました *

作 者:古田足日 田畑精一 作者:古田足日 作者:田畑精一
発売日:1974年11月01日

読了日:2021年03月09日