
作者さーたりさんは、現役のお医者さん。
娘が医師を目指し始めた時にふと、さーたりさんの本が目に留まり、以来全て読ませてもらっています。
そんなさーたりさんと、これまた大好きな「泣くな研修医シリーズ」の作者、中山祐次郎さん(現役医師・作家)の共著を見つけまして。
もうこれは読むしかないでしょ!ということで購入しました。
腐女医さーたりが描く 患者が知らない医者の世界 感想
「BOOK」データベースより
医者はどうして冷たいのか?医者は患者のことをどう思っているのか?2人の現役外科医が明かす、本音の世界。
こちらの本は、中山祐次郎さんの『医者の本音』という本をベースに、さーたりさんの想いを混ぜて漫画にしたそうです。
ストーリー仕立ての漫画を挟んでいるので、どんな方にも読みやすくなっていると思います。
私たち患者は自分の具合が悪く、そのせいで落ち込んだり不安になっている状態の時しか医師に会いません。
だから、ちょっとしたことで「あの先生は冷たい」とか「2時間も待ったのに、診察は5分!?」などと思ったりします。
でも、その裏側で医師がどのように忙しく動いているのかとか、私たちの思いもよらない苦労があるなんてことは知る由もありません。
もちろん、病院の裏側を見ることなんて少ないですから想像できなくて当然なのかもしれませんが....この本を読むと、そんな医師の苦労がよく分かります。
命と日々真摯に向き合っているからこそ、患者に真実を伝えてくれているんだけれど...患者側はその真実と向き合うのには時間がかかってしまう。
そして、その真実は時に無情で....それ故に医師のことを冷たく感じたりもしてしまうのかもしれません。
だから突然の大病で命の危機が訪れた時、それはそれは親切に親切に話を聞いてくれる詐欺のような民間療法にすがってしまう人がいるんだろうな...と思いました。
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生まれてから死ぬまでに、医療に掛らず生きていくというのは無理なのだから、医師と患者が気持ちよくかかわれるように、この本を全ての人に1度読んでもらいたいと思う反面、これを読んで「そうだよね」と思える人は、そもそも読まなくても大丈夫なような気もします。
自分に合う先生を見つけ、患者も自分の病気の正しい知識を付けるのが大切だなと思います。
私は常々思っているのですが....医師は神ではないということ。
もちろん、医師は患者を助けるために精一杯の努力をしてくれると思います。
だけどね、人はいつか必ず死ぬということを忘れてはいけないとも思います。
だからこそ、自分のもしもの時の事を日ごろから家族と話し合っておくのは本当に大切だと思います。
私も40代半ばが見えてきました。
家族には口頭では自分にもしものことがあったときのことを伝えてはいますが、ちゃんとエンディングノートを作っておきたいなぁ...と思っています。
