
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第53回(2007年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第53回(2007年)課題図書一覧
小学校低学年の部
おじいちゃんのごくらくごくらく
じいちゃんと孫の絆を描き出したお話です。この絵本のキーワードは「ごくらく」。おじいちゃんとの楽しい時間、やがて訪れる死。二つのまったく異なる場面を、このキーワードが結びつけます。登場人物の心情が切々と伝わってくる文章、表情豊かな絵。心揺さぶる一冊です。
作者:西本鶏介
ハキちゃんの「はっぴょうします」
朝の発表で何を話すか悩んでいたハキちゃんは、クラスメイトのよねだ君から「カナヘノサウルス」という生き物を見せてもらいます。その正体やいかに!?
作者:薫くみこ
ぼくのパパはおおおとこ:せかいいちのパパがいるひとみんなに
すっごくおおきくて、すっごくつよくって、すっごくやさしくて、そんなパパがだいすき! パパに抱きしめられたときの男の子の安心した表情。ちいさな息子をそうっと抱きしめるパパのおおきな腕。心に残しておきたい父子の情景をあたたかく描きます。
作者:カール・ノラック
はっぱじゃないよぼくがいる
森の中でのさまざまな発見を、ユーモラスな展開で見せる絵本。葉っぱに空いた穴を人間の顔に見立て、楽しい言葉とともに紹介。女の子の顔、男の子の顔、おしゃべりな顔、泣いている顔・・・。外へ葉っぱを探しに出かけたくなります。
作者:姉崎一馬
小学校中学年の部
りんごあげるね
学校から帰ってきたら、大切に飼っていたインコが冷たくなっていた。悲しみをこらえて河原へ行き、穴を掘ってお墓をつくりインコを埋める...。身近な命から生と死を深く考える物語。
作者:さえぐさひろこ
ピトゥスの動物園
病気のピトゥスを救うため、5人の仲間たちが考えたのは、1日だけの動物園!スペインの国民的ベストセラー、涙と笑いの友情物語。
作者:サバスティア・スリバス
ゆりかごは口の中:子育てをする魚たち
自分たちでうんだ卵を口の中に入れて子育てする魚がいる。これは、はたして「進化」なのだろうか?
作者:桜井淳史
干し柿
自然写真家・西村豊が4年以上の年月をかけて、干し柿づくりを追い続けた美しい写真絵本。今ではあまり見られなくなった干し柿づくりですが、「この伝統的な食文化を子どもたちに伝えたい」という、作者の強い思いのこもった意欲作です。
作者:西村豊
小学校高学年の部
七草小屋のふしぎなわすれもの
ブナやコメツガの森に囲まれた七草小屋で草介はある日、奇妙な忘れ物の箱を見つけます。風車、オカリナ、花びら貝…。雄大な自然のいとなみを背景に、不思議な忘れ物に呼びよせられた山の住人たちと、草介が織りなす心温まる物語。
作者:島村木綿子
両親をしつけよう!
引っ越してきたところはルーイにとって最悪のところだった。学校にはへんな校長と先生がいて、家の近所は教育熱心な親ばかり。おかげでルーイの両親も「ガリ勉方式」にはまって、ルーイの生活に異常に干渉しはじめる...
作者:ピート・ジョンソン
平和の種をまく:ボスニアの少女エミナ
誰も戦争などしたくなかったのに、気づいたら戦争が始まっていたというボスニア。10年後、一度は敵として殺し合った民族が、緑の農園で再び心を通わせる姿を写した写真絵本です。
作者:大塚敦子
あきらめないこと、それが冒険だ:エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!
25歳のときに世界7大陸最高峰登頂に成功した野口健さんは、その後エベレストや富士山の清掃登山をはじめとする環境保護活動に精力的に取り組んでいる。そんな野口さんから子どもたちに伝える地球環境のメッセージ。
作者:野口健
中学校の部
レネット:金色の林檎
チェルノブイリ原発被災者の少年が、こわれかけた海歌の家族とすごした夏。彼が残してくれたもの、それは「希望」と「絆」だった。
作者:名木田恵子
一億百万光年先に住むウサギ
ほくたちの想いがきっと,あの星を輝かせるだろう…。YA文学の旗手が湘南を舞台に描く,かぎりなくイノセントな青春ストーリー。
作者:那須田淳
世界一おいしい火山の本:チョコやココアで噴火実験
チョコレートやココア、アイスクリームを使って火山を作ろう! 食いしんぼうの火山学者、林信太郎先生が、数々のおいしい実験を通じて火山のしくみをやさしく説明。火山のめぐみを生かしつつ、上手につきあっていく方法を紹介します。万が一、噴火に遭遇したときの心得も伝授。
作者:林信太郎
高等学校の部
てのひらの中の宇宙
ミライとアスカ、2人の子どもと暮らす僕。妻は、癌の再発で入院した。子どもたちが初めて触れる死は、母親のものなのか。死は絶望でないと、どう伝えたらよいのだろう? 僕は、地球の生命の連鎖を教えはじめる。
作者:川端裕人
ぼくたちの砦
イスラエル占領下のパレスチナ。過酷な環境の中でも、決して誇りと希望を失わず、「いつか自由を!」と願いながら明るくたくましく生きる、少年たちの物語。
作者:エリザベス・レアード
泣き虫しょったんの奇跡:サラリーマンから将棋のプロへ
プロ棋士の夢かなえた瀬川晶司、初の自叙伝あきらめなければ、夢はかなう。絶望からはい上がった35歳の男と、彼を支えたウソみたいにいい人たちが、将棋の世界に起こした奇跡!
作者:瀬川晶司


