
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第36回(1990年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第36回(1990年)課題図書一覧
小学校低学年の部
うさぎのくれたバレエシューズ
バレエをならいはじめて5ねんもたつのに、女の子はじょうずになりません。うまくなるように、月にも星にもおねがいしました。
作者:安房直子
とざんでんしゃとモンシロチョウ
ケンジはとざんでんしゃにのりました。山でひとりくらすおじいちゃんに会いにいくのです。とちゅうでふしぎな女の子に会って……。
作者:長崎源之助
ぼくのじしんえにっき
ぼくの町が、大じしんでメチャンコになってしまった。その時のことをぼくはえにっきにくわしく書いた。
作者:八起正道
よもぎだんご
春に咲く野草、よもぎ、なずな、つくし、せりなどが、どんな場所に生息しているのか、どうやって見つけるのか、ばばばあちゃんが教えてくれます。そうしてとってきた野草は、茹でたり水にさらして下処理が大切です。よもぎも下茹でを忘れずにして、細かく切ってすりつぶし、白玉粉などと混ぜてよもぎだんごを作ります。たくさん作ったよもぎだんごにきな粉やあんこをつけて、さぁいただきます!
作者:さとうわきこ
小学校高学年の部
わすれるもんか!
母ちゃんといっしょにいったギター演奏会。目の見えない正彦くんや、つっぱりの福井さんとの出会いは感動的で、わすれられないものになった。
作者:佐藤州男
ボルピィ物語
ぼくとアンナは、“ボルピィ”と呼ばれる小人に出会って秘密の森にまぎれこむ。そこは、霧にかこまれた平和なボルピィたちのふるさと。しかし、やがて破壊されていく森。ほろびゆく危機を前に、五人の若いボルピィたちとぼくとアンナは、いのちのよみがえりを求めてふしぎな旅に出るのであった―。愛と勇気とやさしさを描く長編ファンタジー。
作者:那須田淳
雨あがりのウエディング
父の再婚をきっかけに大人へと成長する朝子。周囲の人々の情や異性へのときめきなどを知り、少女から大人へと成長する朝子の心の軌跡を明るくさわやかに描いた力作。
作者:矢部美智代
きっと明日は:雪子、20年の闘病記
重症筋無力症にたおれ20年、絶望の淵より自らの強い意志と家族の愛、友情で立ちなおり、童話作家となるまでの日々を綴る感動の記録。
作者:江崎雪子
中学校の部
鳥と少年
仕事熱心で、きびしいパパ。やさしいけれど、ぼくのことわかってないママ。学校には、友だちなんかいない。そんな少年グンナルは、鳥が大好き。ひっこしたばかりで、都会の生活になじめずにいたある日、伝書バトを飼っている、ひとりぼっちの老人マーチンと出会う。やがて、ふたりはハトをつれて、グンナルがもといた町ブローテンへ…。
作者:アーリン・ベダーセン
時をさまようタック
ウィニーは、森の中で不思議な少年と出会う。「年はいくつなの?」「おれは…百四歳だ」。不老不死の泉の水をのみ、永遠の時を生き続けるタック一家。その秘密を知ってしまったウィニーは、思いがけない事件の渦中に…?
作者:ナタリー・バビット
動物と話せる男:宮崎学のカメラ人生
信州・伊那谷に住み、その強烈な個性と技法で動物写真に新風をふきこんだカメラマン、宮崎学の少・青年時代を描き、人間の個性とはなにかを、問いかける。
作者:塩澤実信
高等学校の部
野ばら
少年の夢が匂う、白い野ばら咲く庭。そこには銀色と黒蜜糖という二匹の美しい猫がすんでいた。その猫たちと同じ名前を持つ二人の少年をめぐって繰り広げられる、真夏の夜のフェアリー・テール。
作者:長野まゆみ
ミクロの恐竜学
恐竜を、電子顕微鏡で見る。アナトサウルスやティラノサウルスの、ほんのひとかけらの化石から、その素顔や暮らしぶりをつきとめる、恐竜学者の苦難に満ちた歩みのあと。
作者:福田芳生
日本人ごっこ
日本大使令嬢を騙ってタイ各地で珍騒動を引き起こしたタイ人少女を通して日本とアジアの屈折した関係を描くノンフィクション。
作者:吉岡忍

