
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第31回(1985年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第31回(1985年)課題図書一覧
小学校低学年の部
ぼく、お月さまとはなしたよ
ある夜のこと、クマくんは空のお月さまを見上げて、お月さまにお誕生日の贈り物をあげたいな……と思います。お月さまに話しかけても返事がないので、クマくんは川を渡り、森を抜け、山に登って叫んでみました。「こんばんは!」すると、「こんばんは!」。「たんじょう日、いつですか?」すると、「たんじょう日、いつですか?」……。お月さまはクマくんが言ったとおりに答えます。
作者:フランク・アッシュ
おじいちゃんだいすき
おばあさんに先立たれて一人になったおじいさんが、都会の息子夫婦と同居することになり、その一部始終を孫の男の子の視線から描いたお話。
作者:W・ハラント
長いしっぽのポテトおじさん
ポテトおじさんとは、リナの家の茶色の犬のことです。このごろ白髪まじりになってきたポテトおじさんは、リナとだけ、話をすることができます。
作者:上崎美恵子
がんばれ ひめねずみ
森の中にすむ、かわいいねずみのくらし。ひめねずみは、テンやフクロウなどに、いつもねらわれていますが、もちまえのすばしっこさと知恵で生きのびます。子ねずみが、一人前になるまでのようすを、ドラマチックに描きます。
作者:今泉吉晴
小学校高学年の部
子ねこをつれてきたノラねこ
ねこ好きの著者が書いたノラねこと子ねこと少年の物語。地味だが,少年の心の動きが,しみじみと伝わってくる珠玉の作品。
作者:メアリー・リトル
大きな木の下で
嵐で停電の夜、お父さんは少年の日の暗い夜のことを子供達に話します。悪魔が来たことなど。アフリカを舞台にした物語。
作者:クレイトン・ベス
馬のゴン太旅日記
北海道から九州まで、馬のゴン太の背にゆられて日本を縦断。旅情あふれる美しい版画とともに描きだす、心あたたまる冒険旅日記です。
作者:島崎保久 関屋 敏隆
星になったチロ:イヌの天文台長
星がすきだったチロは、満月の夜、星になった。天文台長やいん石捜索員となり大活躍した名犬チロと、星仲間たちとの12年間の友情…
作者:藤井旭
中学校の部
少年たちの原野
ニタトロマップの開拓農民の子四郎が小学校へ初めて行った日から、卒業する迄の生活が、作者の体験をもとに描かれている。第一次大戦前後の北海道の物語。
作者:更科源蔵
おき去りにされた猫
小さいころに母と別れ、他人の家庭を転々として育った少年、チャド。13歳の彼は、夏の間ソレニック家にあずけられるが…。猫をめぐるふれあいの中で、新しい家庭にうちとけ、成長していく少年の物語。
作者:C・アドラー
まるごと好きです
自分が自分自身と親友にならなきゃ何事もはじまらない。人生の達人が語る友情のコツとポイント。
作者:工藤直子
高等学校の部
地の音
貧困の中、家族にムリをいって「ぼく」は工業高校に入学した。初めての寮生活の悲喜劇、常につきまとう空腹感、女性への憧れ…。北海道を舞台に描く、自伝的青春小説。
作者:小檜山博
わが家は森の中
情報なし
作者:玉木英幸
ああダンプ街道
建築資材や埋立てに使われる山砂の主産地である千葉県君津市では、この二十年で丘陵が次々に削られ、一日に四千台も通るダンプカーが沿道住民に騒音、振動、交通災害や粉じんによる健康破壊をひき起こしている。その実態を精力的な調査によって初めて明らかにするとともに、合計千キロ以上の同乗によって聞き出した運転手たちのホンネを伝える。
作者:佐久間充

