
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第28回(1982年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第28回(1982年)課題図書一覧
小学校低学年の部
けんぼうは1年生
けんぼうが生きていたら、もう一年生のはず…。あまりにもはやく命をうしなってしまった、けんぼうにおくる鎮魂歌。
作者:岸武雄
こんこんさまにさしあげそうろう
穴のそとは雪の原。寒さと飢えにふるえる子ギツネをのこし、母ギツネは食べ物をさがしにそとへ出ました。その時「チーンドンドン」お稲荷さんの森から祭りの音が聞こえてきました。
作者:森はな
おばあちゃんの犬ジョータン
人間と犬の交流を通して、老いてゆくもののかなしみが日常生の中にユーモラスに描かれた珠玉作。
作者:安藤美紀夫
オコジョのすむ谷
日本アルプスにすむ小動物“オコジョ”と生態カメラマンとの一瞬の出会いの数々を感動の写真で綴った写真絵本。
作者:増田房樹
小学校高学年の部
きみはダックス先生がきらいか
新学年の最初の日、先生らしくないあいさつをしたダックス先生。どうかあの先生が私たちの担当になりませんように。それなのに・・・。
作者:灰谷健次郎
わんぱくタイクの大あれ三学期
人一倍気のいい主人公タイクと親友ダニーがまきおこす、てんやわんやの三学期。そして、アッと驚く結末は…?!障害児に対する子どもなりの奮闘を、生き生きとコミカルに描く。
作者:ジーン・ケンプ
峠を越えて
自然豊かな三国峠の山村を舞台に、二人の子ども達が牛やヤギを育てるうちに、次第に本質的な価値を模索し、いかに生きるかを考えるようになる。
作者:菊地澄子
さと子の日記
先天性胆道閉鎖症によって14歳でこの世を去った著者のさと子が小学校入学の頃から死の間際まで書き綴った日記を、著者の死後、書籍としてまとめ、出版されたものである。
作者:鈴木聡子
中学校の部
家出:12歳の夏
酒におぼれて家を出た母、それに代わる継母と父親、といった家庭の複雑な事情に耐えられなくなって少女ステイシーは家出をした。
作者:M.D.バウアー
とねと鬼丸
情報なし
読書メーター:『とねと鬼丸』
作者:浜野卓也
運命は扉をたたく:ベートーヴェン物語
愛情に飢え、孤独に苦しみ、耳の病のために常に人を疑い傷つけずにはおかなかった、ありのままのベートーヴェンを描いた伝記。
作者:ひのまどか
高等学校の部
いのち生まれるとき
性と生命のいつくしみを若い世代の語る。
作者:早船ちよ
つかのまの二十歳
情報なし
読書メーター:『つかのまの二十歳』
作者:畑山博
いくさ世(ゆう)を生きて:沖縄戦の女たち
敗戦、占領を経て、復帰後は基地と観光の島と化してしまった沖縄で、女であるがゆえに負わなければならなかった過去に口を固く閉ざし、沖縄戦の深い傷痕をかかえて生きてきた女たちが、ひとりひとりの命こそが宝である世の中を願って、その胸のうちを語った。戦争の惨禍を知る人々が次第に少なくなる中、決して忘れ去られてはならない記憶の数々。
作者:真尾悦子

