
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第23回(1977年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第23回(1977年)課題図書一覧
小学校低学年の部
わたしのぼうし
赤い花のついたわたしのお気にいりのぼうし。ところがある日、そのぼうしが汽車のまどからとんでいってしまったのです。 子どもにとって掛け替えのないものとの別れを、透明感のある独自のタッチで詩情豊かに描いた絵本。1976年に刊行された佐野洋子の代表作の新装版。講談社出版文化賞絵本部門賞を受賞。
作者:さのようこ
もずのこども
情報なし
読書メーター:『もずのこども』
作者:おのきがく
くろべのツンコぎつね
かりゅうどのせいさくが子もちぎつねをうった。つれてかえった子ぎつねは、家じゅうの人気ものになったが……。
作者:大割輝明
ふしぎなかぎばあさん
広一はかぎっ子。算数のテストが35点で大ショック。おまけに学校から帰ってきてかぎがないことに気がつきます。そこに……。
作者:手島悠介
小学校高学年の部
ワーシャとまほうのもくば
情報なし
読書メーター:『ワーシャとまほうのもくば』
作者:C.プロコフィエバ
雪ぼっこ物語
情報なし
読書メーター:『雪ぼっこ物語』
作者:生源寺美子
ひきがえる
情報なし
読書メーター:『ひきがえる』
作者:三芳悌吉
たおされたカシの木
アラカシの大木が、キノコに食いつくされて枯れてたおされてしまった。キノコ(菌類)のふしぎな世界と自然破壊について説いている。
作者:吉見昭一
中学校の部
石切り山の人びと
石切りの親方のむすこの権六は、いねむりの常習犯で、教室をずらかるのも得意だ。そんな彼が、東京から帰郷した予備役軍人の老大佐と孫娘みよの感化で、勉強し、働くようになる……。熊本の町近くの石切り山を舞台に、太平洋戦争下の人々の生活と子供たちの姿を、感動深く描いた名作。日本児童文学者協会賞・サンケイ児童出版文化賞・小学館文学賞受賞作。
作者:竹崎有斐
兄貴
父を失い、長兄を兵隊にとられた洋と洋次郎の兄弟は、空襲で家を焼かれ、かあさんの田舎へ疎開した。デパートも映画館もない小さな町で、初めての畑仕事や魚とりに精を出し、動員先の工場では地元工員たちと大喧嘩、そして“前線慰問用”の宝塚予科生との交流。そこにはもうひとつの“戦争”があった…。ひと夏の経験を通して成長していく兄弟の姿を瑞々しい筆致で描く感動の長編小説。
作者:今江祥智
白赤だすき小○(こまる)の旗風
武家奉公がいやになり故郷の村に帰ってきた少年万吉が見たのは、領主の苛酷な重税に苦しめられている貧しい農漁民の生活だった! 江戸時代末期の東北を舞台に、民衆のがまん強い抵抗と、ついに一揆にたちあがる姿とを克明にえがく!日本児童文学者協会賞受賞作品。
作者:後藤竜二
高等学校の部
道の花
丹後の成生で生まれた少女の民は、大島半島にある牛見集落で大工をしている男の元へ嫁ぐ。牛見は十二戸の漁業と農業を営む集落である。そこで民は二男二女をもうけ、経済的には豊かでないが、汁田でコメを作り、山際の畑で薬草などを栽培して、細々ではあるが幸せだと感じる生活を送っていた。ある日、村で原子力発電所建設の話が持ち上がる。
作者:水上勉
TN君の伝記
人間の自由を求め続けた一人の思想家の歩みをたどりながら、明治という時代の面白さと、現代につながる様々な問題を考える伝記文学の傑作。
作者:なだいなだ
高校生の山河
そこはさながら教育の荒野だった。暴走族の影が学校を覆い生徒たちの表情は死んでいた。だがいまー彼らは瞳をあげ歩みはじめた。朝焼けに向かう高校生の長い列。彼らを突き動かした力は何か―。生徒自身による自治を促すミックスホームルーム。その運営により子供達の立ちなおる姿を描く。
作者:岩渕国雄

