
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第22回(1976年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第22回(1976年)課題図書一覧
小学校低学年の部
つりばしわたれ
ふじづるでできている橋の下には、谷川がごうごうとしぶきをあげています。人が歩くとよくゆれるこの橋へ来ると、負けず嫌いのトッコも足がすくんでしまうのです…。
作者:長崎源之助
おしらさま
遠野に住むかわいい娘が若駒(若い二歳ぐらいの馬のこと)と仲良くなり、いつも一緒にいましたが、父親はそれをにくむようになり、若駒を殺してしまいました。娘は若駒と天にのぼっていくと、自分のかわりに、かいこを父親の元にささげました。父親はそれを神さまとして、くわの木でおしらさまを作り……。
作者:菊池敬一
しろいセーターのおとこの子
雪下ろしの日、めぐみの前に、美しい少年が現れました。二人は仲良しになって、踊っているうちに、鳥のように空を飛んでいました。北国の長い冬の晴れ間に広がる少女のほのかな夢を描きます。
作者:杉みき子
先生のつうしんぼ
古谷先生は、給食のにんじんが食べられません。あるとき、先生がこっそりにんじんをすてるところを見てしまった吾郎は、自分だけで先生のつうしんぼをつけてみることにしました。
作者:宮川ひろ
小学校高学年の部
のどか森の動物会議
かわず村の村長マグヌスは、村の共有ののどか森の木を切りはらい、町へ行って売り、村をお金持ちにしようと提案します。みんな賛成の中で、ひとりの年よりが反対をしますが…。自然破壊の問題をわかりやすく面白く描く。
作者:B. ロルンゼン
小さなぼくの家
ぜいたく品といえる物は一つもないが、毎日のくらしに必要な物だけは、いちおうそろっている。それが、ぼくの家の中身である……。だが、タケシの心には、暖かな家族によって築き上げられた立派な家があった。タケシ一家の生活をテーマに、親子・姉弟の心のふれあいを、ほのぼのとしたタッチでうたいあげた物語詩集。赤い鳥文学賞・野間児童文芸賞受賞作品。
作者:野長瀬正夫
海上アルプス
周囲百キロの屋久島に、千メートル以上の山が三十もある。有名な屋久杉と野生のシカとサルのいる神秘な島が今・・・。
作者:椋鳩十
セキレイの歌
情報なし
読書メーター:『セキレイの歌』
作者:小笠原昭夫
中学校の部
虹のたつ峰をこえて
※現在取扱なし
天明の大凶作で相馬藩は百姓の移住政策をとる。百姓法度下でのひそかな工作をする人々の苦労を浄土真宗の僧の目を通して描く物語。
作者:新開ゆり子
お菓子放浪記
天涯孤独のシゲル少年の心を支えたのは、甘いお菓子への憧憬だった――戦争の敗色濃くなりゆく時代を背景に、過酷な運命を生きる少年の姿を描いた永遠のロングセラー。著者自身が体験した辛苦、絶望の中でも失わなかったささやかな希望を、人間愛の讃歌へと昇華させた感涙の物語。
作者:西村滋
縄文人の知恵にいどむ
シカの堅い角をけずって、大昔の人間は釣りバリやモリを作った。著者は、だれも知らなかったその作り方の秘密のカギを苦心の末ついに発見する。
作者:楠本政助
高等学校の部
北の海
幼少期から祖母に預けられ、家庭の雰囲気というものを知らずに育った洪作は、高校受験に失敗し、ひとり沼津で過ごす。両親がいる台北に行くべきだという周囲の意見をかわし、暇つぶしに母校へ柔道の練習に通ううちに、〈練習量がすべてを決定する柔道〉という四高柔道部員の言葉に魅了され、まだ入学もしていない金沢へ向かう。
作者:井上靖
落語と私
落語の歴史、寄席の歴史、東京と上方のちがい、講談、漫談とのちがい、落語は文学か、女の落語家は何故いないか等々、当代一流の落語家にして文化人が、落語に関するすべてをやさしく、しかも奥行き深い蘊蓄をかたむけて語る 初心者も落語通も納得してヒザをたたき、落語を聞く愉しみが倍増。平成27年惜しくも逝去した人間国宝・桂米朝による名著。
作者:桂米朝
生きるための自由
情報なし
読書メーター:『生きるための自由』
作者:石川達三


