
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第19回(1973年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第19回(1973年)課題図書一覧
小学校の部
小さな小さなキツネ
おはなは、くだぎつねさまをしんじんする親たちをふしんに思っていた。ある日のこと、とうとう、おはなは……。
作者:長崎源之助
お月さんももいろ
さんごをもつことを許されなかった時代、土佐の海辺を舞台にくりひろげる、少女おりのと猟師与吉の悲しい愛の物語。
作者:松谷みよ子
はなれざるドド
さるのドドは自由を愛する探検家だ。3歳になったさるのドドは、ある日なかまのいるむれからぬけだして冒険に出かけた。
作者:水原洋城
マキオのひとり旅
春休みに、東京のおばさんの家へ遊びに来たマキオ。おばさんの家には、5才のちあきと赤ちゃんのひさおがいます。ひさおの具合が悪くなりおばさんは病院へ…。マキオは、はじめての東京の夜のおるすばんです。
作者:生源寺美子
オイノコは夜明けにほえる
応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した……。
作者:鈴木実
白い大地
主人公の松浦武四郎は1818年2月6日に三重県の庄屋の家に四男として生まれた。彼は16歳の時の江戸での寄宿を皮切りに、生涯を旅とその記録に費やした自由人。
作者:吉田武三
中学校の部
堀のある村
応仁の乱の頃、侍のいない村づくりをめざした、侍名字の子・中川松若。迫力ある感動の歴史小説。
作者:浜野卓也
原生林のコウモリ
岩手県の山奥に代用教員として赴任した若者は、原生林から飛んでくるコウモリに疑問をもち、ついに未知の種であることを発見。コウモリが棲む原生林を守る奮闘記へと進む。著者の青春を通して、コウモリと自然の保護を訴えた珠玉の作品。
作者:遠藤公男
学問の花ひらいて-『蘭学事始』のなぞをさぐる-
今から200年前の日本は鎖国の時代。その中で杉田玄白・前野良沢らは世界に目を開き、科学的精神に目覚めていった。蘭学創始の仕事は開拓者の苦しみと喜びにみちていた。近代日本の夜明けの真実をさぐり、学問とは何かを情熱こめて語る。
作者:加藤文三
高等学校の部
熱気球イカロス5号
情報なし
読書メーター:『熱気球イカロス5号 改版』
作者:梅棹エリオ
湖の魚
魚を計画的にとるにはどうしたらよいのでしょうか。そのためには、 魚が生まれ、餌を食べ、大きくなっていくようす、そして魚が全体 で何匹いるかを知る必要があります。諏訪湖のワカサギ、琵琶湖の コアユ、日光のマスなど、魚の生活と、湖の中での自然の微妙なか らくりについてお話ししましょう。
作者:白石芳一
れくいえむ
死への道はあまりにも近く、生への道はあまりにも遠い……あの太平洋戦争のさなか、ひたすら“立派な軍国少女”になろうと努めた女学生の青春がここにある。激しい空襲をうけ、次々にかけがえのない肉親や友人を失いながら、なお「お国のため、戦争に勝つため」に生きた主人公、大泉節子。彼女の努力の行きつく先は、結局愛をも美をも滅ぼしつくすことでしかない。そのひたむきな純粋さ、無残さが読者の心を深くとらえた芥川賞受賞作。
作者:郷静子

