
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書は本の専門家の方々が、新しく出版された本の中から年齢に合わせて、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んでいます。
読書感想文を書く書かないを問わず、お子さんへの本選びの参考になればいいな...ということで課題図書を年別にまとめてみました。
今回は、青少年読書感想文全国コンクール第15回(1969年)課題図書一覧です。
※改定・改装版を紹介している場合があります。
第15回(1969年)課題図書一覧
小学校の部
やまのこのはこぞう
ひとりで山へ入り、夢中でキノコや木の実を採っているうち、迷子になった女の子。林の中をぐるぐる巡っていると、藪から現れた、この葉こぞうに、ドロボウと責め立てられてー。挿絵と共に強い印象を残す、不思議な山の物語。
作者:そや・きよし
さとるのじてんしゃ
じてんしゃが、ほしいなーって、さとるはおもいました。でも、なかなかじてんしゃをかってくれません。ところが……。
作者:大石卓
リコはおかあさん
情報なし
作者:間所ひさこ
太陽の子と氷の魔女
エスキモーの子供が氷の魔女にさらわれて、その少女を助けに行く少年のお話。様々な出会いと別れの中で少年は成長していく。
作者:J・A・ウィテンゾン
ゲンのいた谷
戦争中、父が学童疎開をしていた山寺に遊びにきた幹男は、古い土蔵に描かれた怪獣のゲンに「うめぼし」とまちがえられ、そして、ちびできかん気のうめぼしをはじめとする、疎開っ子たちの話をきく……。
作者:長崎源之助
大蔵永常
農家の暮らしをらくにするためには「儲かる農業」をさかんにしなければならない。日本中の農村を旅し、たくさんの農業に関する本を残した農学者、大蔵永常の生涯を描く。
作者:筑波常治
中学校の部
死の艦隊・マゼラン航海記
人類初の世界周航物語。前人未到の太平洋横断の経緯や、司令官マゼランがフィリピンのマクタン島で死んだ後、他の乗員達が苦難の末にスペインへ辿り着くまでを克明に描く。
作者:ホルスト
天保の人びと
加賀の国、天保9年のこと。それまで毎年のように続く凶作に苦しめられた農民達はその惨状を奉行に訴え出る。奉行は村へ調査に来るがそれはしかけられた罠だった。加賀藩で起こった農民一揆の物語。
作者:かつおきんや
砂
情報なし
作者:ウィリアム・メイン
高等学校の部
ある町の高い煙突
買収によって茨城の地に開業した日立鉱山。やがて鉱山の宿命ともいえる煙害が発生。亜硫酸ガスが山を枯らし、農民たちの命である農作物までも奪っていく。そこで、立ち上がったのが地元の若者・関根三郎(モデルとなった実際の人物は関右馬允)である。郷士であった名家に生まれ、旧制一高に合格、外交官という夢に向かって進んでいた。しかし、祖父・兵馬が煙害による心労で倒れ、人生が変わる。
作者:新田次郎
われなお生きてあり
「新しい年をむかえると、生きていると思い、8月9日には、なお生きていると感慨を新たにする」―長崎被爆直後の地獄図とそれにつづく苦闘の生活。女店員、ブローカー、女給などを転々、やがて原爆症の高熱におかされながら原水協世界大会に参加。原爆病院に入退院を繰返す昭和34年までの記録。
作者:福田須磨子
「岩宿」の発見
ひとつの土器片が、少年の目を黎明期時代に向けさせた。行商のかたわら赤城山麓周辺の遺跡を踏査し、遂に関東ローム層中の石器文化(岩宿文化)を発見、日本における旧石器文化研究の新分野を開拓した男の不屈の人間記録。1961年群馬県功労賞、1967年岩宿発見の功績により吉川英治賞受賞。
作者:相沢忠洋

